〜野球健診〜

 

野球肘検診に関する情報のお願い

 2018/4/1
能勢康史

 
 野球肘検診の適切な普及のために全国で行われている検診の実施状況についての情報を収集、整理しています。つきましては、検診を実施されている方は添付ファイルの要領に沿って、分かる範囲で情報提供をお願いします。また、この項目以外に付け加えた方が良い内容や削除した方が良いものがあればご指摘頂けると有り難いです。さらに近隣の地域で詳細は分からないが実施しているという情報があれば、お知らせ下さると助かります。成長期野球選手の健全育成のために皆様のご協力を是非ともお願い申し上げます。情報は下記の4)記入用フォーマットに記入頂き、添付ファイルで下記アドレスへお願いします。
 
能勢康史 yasushi.nose@gmal.com
 

1)趣意

①目的:全国で行われている野球肘検診やその他の投球障害予防の実施状況を調べ、どの地区で行われているか「検診マップ」をつくり、これを野球関係者に知ってもらうことで野球肘検診の実施・普及につなげる。
②未来:各地で野球肘やその他の投球障害予防に取り組んでいる方のネットワークをつくり、情報共有し野球選手の活動環境の向上に貢献する。
 

2)活用

①野球共育塾のHPに掲載
②野球指導者研修会(BCC年1回で小~プロの指導者500人が集う)など各地の指導者研修会や学会などで情報提供
 

3)検診情報の記入例

①地域:青森県八戸市・むつ市、岩手県久慈市・盛岡市・釜石市
②主催・責任者(職種):なかざわスポーツクリニック、中沢成史理事長(整形外科医)
③二次検診医療機関・医師名:なかざわスポーツクリニック、中沢成史(整形外科医)
④協力機関:八戸市中体連野球専門部、八戸市スポーツ少年団
⑤開始時期:2009年11月
⑥実施時期:毎年11月、不定期でチームの要望により実施
⑦対象者:小・中学生の野球選手(軟式が中心)
⑧対象障害:主に肘中心、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎と内側上顆障害
⑨対象人数:1回の検診30~150名
⑩スタッフ・人数:クリニックの医師、PT、その他の医院の医師など10~20名
⑪場所:クリニック内、大会開催時、チームに出張
⑫連絡先名前・アドレス:堀切(PT)、nsc-reha@nakazawa-clinic.com
⑬連絡先公開の可否:可。
⑭連絡方法:アドレスに連絡頂きたい。
⑮情報公開の可否(野球共育塾ML・HP):ML、HPとも公開可
⑯研修経験:徳島県の検診に複数回参加し、徳島の医師と相談して開催
 

4)記入用フォーマット

・野球検診マップで公開するのは①、②、⑤、⑥、⑦、⑪、⑫です。
①地域:
②主催・責任者(職種):
③二次検診医療機関・医師名:
④協力機関:
⑤開始時期:
⑥実施時期:
⑦対象者:
⑧対象障害:
⑨対象人数:
⑩スタッフ・人数:
⑪場所:
⑫連絡先名前・アドレス:
⑬アドレス公開の可否:
⑭連絡方法:
⑮情報公開の可否(野球共育塾ML・HP):
⑯研修経験:
 

・検診マップ掲載の条件

 

1)根拠が必要な理由

 検診マップ作成の目的は「全国で行われている野球肘検診の実施状況を調べ、どの地区で行われているかを野球関係者に知ってもらい、検診を受けることで子どもの障害予防につなげる」ことです。併せて、検診マップの作成を機に「各地で野球肘検診や障害予防に取り組んでいる方のネットワークをつくり、情報を共有し野球選手の活動環境の向上」につなげられればと考えます。
 毎年1月第3週に野球指導者研修会(野球協議会主催)が行われますが、ここで「検診マップ」の情報を公開します。日本野球連盟、リトルシニア連盟など連盟関係者には検診への理解を頂いており、今後は連盟主催で検診ができるように進めていきたいと思っています。実際に指導者研修会で配付されたマップを見て検診を受けているチームも多数あります。残念なことですが、検診の普及と共に不適切な検診も出てきました。離断性骨軟骨炎の見逃しや発見後の不適切な対応で重篤化したケースもあります。今後、検診が適切に拡がるために検診マップに掲載する条件を明確にする必要があり、下記の条件としました。
 

2)検診マップ掲載の条件

①初回の検診を実施してから1年以上経過し、野球関係者より「検診をしたい」という申し出があった時に対応できる体制がある(継続性)。
②検診の責任者が整形外科医師で、検診後に対応できる医療機関がある(成長期の野球肘を診察・治療できる整形外科医がいる)。
③検診に超音波検査を導入できる。責任者の医師が日常の診療で超音波検査を用い、取り扱いに精通している。
④経験が豊富な医師が行う検診に参加し、取り組む姿勢と技術を学び、最初の検診は経験ある医師の協力のもとで開催することが望ましい。
 

3)野球肘検診後に対応できる医療機関の条件

①子どもの成長や発育に理解があり、野球少年の保護者や指導者とコミュニケーションがとれる。
②野球肘の診療経験の多い整形外科医と連携している(非常勤として診察、セカンドオピニオンを受けられるなど)。
③リハビリテーションを重視し、野球現場のニーズに応えられる治療を心がけている。
④積極的に学会・研究会・セミナーに参加し、医療人としての資質の向上に努めている。
 

4)承認の流れ

上記2)、3)に適合しているかどうかを書類確認→主催者との面談および検診の現場を視察の上で判断→承認・掲載
  

5)「子供に笑顔を〜野球傷害を防ごう〜」